【BMS】 WORLD WAR 開催に向けて [ #ww_battle ]
"地域対抗戦・打倒エイリアン"
登録 : 2020年08月08日(土)~2020年08月17日(月)
評価 : 2020年08月17日(月)~2020年09月14日(月)
主催 : Public Enemy
6年ぶりの大型BMSイベント"戦國"、今年はWORLD WARとして全世界対象の地域戦となりました。
外宇宙からやってきたエイリアン軍団「BM98星雲」から地球を守るため、作家と作家の意地をかけた戦いが今夏、始まります。
なお、登録開始期間は明後日の8/8から、作品が出揃うのは8/17からとなっております。
今回はイベント開始に向けて、各地域の参加者について確認したいと思います。
◆ ざっくりとルール確認
イベント開催に向け、要点だけでざっくりとルールを確認します。
・BMS作家は全世界中の好きな国に参加表明する
・地球上の全世界を6チームに分類する
・敵軍チーム「BM98星雲」は最初から名乗っている5名がいるほか、地球上の各チームに潜伏エイリアンも別に5名いる
・潜伏エイリアンはその地域の得点を敵軍チーム「BM98星雲」に献上できる(敵軍に有利)
・プレイヤーはインプレ時に潜伏エイリアンの指名ができ、もし多数決で潜伏エイリアンを吊るし上げることができた場合は、敵軍チームへの献上を阻止できる
・地域対抗イベントではあるが、地球軍(6チーム) vs 強敵エイリアン(1チーム)という側面もあり地球の6チームは味方同士かも
こちらが把握しているのはこんな感じです。
より詳細が知りたい方は公式ページ参照。
◆ チーム一覧
現地点(8月5日)で118名の方が参加表明しております(偽名は別人としてカウント)。
5月のときと比べてだいぶ人数が増えてきましたが、まだロシア・西アジア・アフリカ辺りは参加者0人が目立つので増えて欲しいところです。
さて、以下より地域ごとの7チーム単位で参加者を見ていきます。
〇 1.All America
まずはAll Americaチーム。現地点で18名集まりました。
やはり大半はUSA代表の作家が多く、中には 本場USA出身の方も紛れ込んでおります。
中にはブラジルを選択した作家もおり、サンバBMSが爆誕するかも・・・?と淡い期待を抱きました。
ざっと見たところ、先日開催されたBMSイベントのA-1 10th優勝者であるkei_iwataさん、Mutual Faith 3 アベレージ優勝qfeileadhさん辺りがチーム内で最有力候補かと思われます。
このチームは総合して作家の経歴や作風が幅広く、どのプレイヤー層もカバーした盤石の強さを持っているため、結果が楽しみです。
〇 2.Asia
さてアジアチームです。人数は18人。
今回の6チームの中で唯一、作家歴15年以上がいない若めチームとなっております。
しかし実力が劣るかと言えば全くそんなことはありません。むしろ他のどの地域よりも強豪が集っております。
たとえば2020年上半期のBMSイベント(PABAT!2020, S9B2020)を2連覇した現役最強作家のSobremさんや、無名戦17でアベレージ優勝の超新星Mr.Faineさんなどなど、直近で結果を残したばかりの方が目につきます。
さらにFUNKOT発祥のインドネシアに4名の作家が集まっており、地域特有のジャンルを売りにした特色もバッチリと非常に隙の無い印象です。
地域チーム優勝の最有力候補なので、作品が登録されることを座して待ちましょう。
〇 3.Germanen Europe
(名前が見切れてしまいましたが、No.30はa.k.a 4Gさんです)
こちらはヨーロッパの上半分。その人数は最多で、なんと31名も集まりました。
その中で一番目立つのは、やはり11名集まったUK代表作家です。
BMSとは相性が抜群に良い「UK HARDCORE」が集まるかもしれないので、乞うご期待。
また特筆すべき作家として、初代Be-Music West優勝者のTriangle Wasteさんや、昨年のA-1 9th優勝者のSOMONさんなどのタイトルホルダーが久々参戦となり嬉しいです。
総合的にBOF常連となるベテラン層の作家が多く、作家歴の合計は全チーム内で圧倒的1位なので、先輩作家としての意地を見せつけたいところですね。
〇 4.Latin Europe
こちらは南ヨーロッパチーム。地域自体が小さいため、人数も11名と控えめです。
そんな中でひときわ目立っているのがフランス勢の多さでしょうか。フランスには最強のジャンル"FRENCH CORE"が控えているため、音圧で猛威を振るう予感です(?)
作家としては、かつてのBMSイベント優勝常連のdaisanさんや、先日の無名戦17でも自炊系作家のホープとして名の広まったparaneumannさんなど、人数が少ない中でも新旧の強豪が集っており、非常に頼もしいチーム編成となっております。
もしかしたらアベレージ部門優勝は、このチームがかっさらっていくことになるかもしれません。
〇 5.USH (Africa,Oceania)
さて、ちょっと珍しい地域としてアフリカ・オセアニア連合チームです。
このチームの特徴は何と言ってもその登録国の色濃さでしょうか。
恐らく、何名かは作りたい曲のイメージに合わせて、これらの地域へ登録した可能性が高いです(南極なんて特に・・・)。
そんな異色チームですが、やはり特筆すべきは昨年のBOFXV優勝者の超スター作家Sound piercerさんです。他にも歴代BOF上位常連だったs-donさんの久々参戦など、破壊力の高い面子が揃っております。
このチームは作者自身の実力以上に一風変わった国々からの参戦が目立つので、それらの特色が発揮されれば何やら面白いことが起こるかもしれません。
〇 6.秋津洲獨立行政地域
地球チームのラストは日本。BMS発祥の国なだけあり、単独国で参加者18人と多め。
日本と言えばJ-POPや和風ソングなどなど、特色が活かされると面白いジャンルが集まる予感です。
作家として特筆すべきはBM98時代を知る古豪AOiRO_Manbowさんや、その完成度から熱狂的マニアの多いROKINAさんの久々参加あたりでしょうか。
あとは他のチームと比較し、身元不明の偽名が多いような気がします(Who is MITCH DOWNVELL?)。
総合的にこのチームはベテランが多く、BMSというフォーマットを熟知している方が多いので抜群の信頼が寄せられます。高難易度譜面の作成に強い方も多いので、発狂BMS愛好家にも嬉しいチームとなることでしょう。
〇 7.ALIEN REGION
最後にエイリアンチーム。古くからBMSを知っている人ほど、このメンバーには畏れを隠せないことでしょう。
やはり最強チームなだけあり、作家歴は全員15年以上の筋金入りベテランです(なんでも製麺ロボさんだけは身元不明です)。
そんなドリームチームですが、特筆すべきは・・・やはりTJ.hangneilさん。
偽名とはなっておりますが、その中身は00年代のBOFで優勝を果たし、本家弐寺にも楽曲収録がされ、ボカロPとしてメジャーデビューも果たした某s氏という情報が有力です。
もしそうであればs氏はBOF2009以来のBMSイベント電撃参戦となり、本イベント優勝の本命作家と言えるかもしれません。
このイベントの命運はこのチームが握っております。
何が起こるか、座して待ちましょう。
なお、先々月の歴代A-1記事で紹介した参加予定者のstereoberryさんは多忙により戦線離脱で、金ラメタキシードさんにバトンタッチとなりました。
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さて、ざっと参加者を確認しましたがいかがでしたでしょうか?
各チームごとに強い作家が参加しており作品が楽しみですが、恐ろしいことにスパイエイリアンも各チームに1人という割合で紛れ込んでいるので、今のうちに誰が怪しいか目をつけておくのも良いかもしれません。
WORLD WAR は今週土曜から始まります。
戦い開始に向け、軍靴の音がいよいよ大きくなってきました。
開戦まで残りわずか、目を離せません。
また参戦予定の作家陣にとっては、おそらく今が制作の山場と思われますので、戦に備えて8/16まで気合を入れていきましょう。