BMS Agency

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最近(2020年)のBMS界を気ままに追っかけます

“BOFXVI” 開催に向けて(前編) [ #event_bof ]

“1年に1度、最大級のクリエイターイベント”

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登録 : 2020年10月22日(木)~2020年11月03日(火)23:59
二次登録 : ?(1日のみ)
評価 : 2020年11月07日(土)~2020年12月20日(日)23:59
主催 : BOFXVI実行委員会 (代表:AOiRO_Manbow)

 

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今年も、ついにこの季節がやってきました・・・

毎年恒例の最大級BMSイベントTHE BMS OF FIGHTERS(BOF)シリーズのご案内です。今年はBOFXVI

評価期間まで1か月を切ったため、このブログもそろそろ動き出します。

 

 

 

BOFシリーズとは

BOFBMSイベントで最も有名なので、説明も省略させていただきます。

詳細を知りたい方は以下のリンクをご参照ください。

dic.nicovideo.jp

dic.nicovideo.jp

 

ここ10年ほどは毎年開催されておりますが、今年でなんと16回目(XVI)の開催です。

主催のBOFXV実行委員会の方々には頭が上がりません。毎年お疲れ様です。

 

 

◆ 過去の開催時期

過去のBOFシリーズの開催期間は以下の通りです。

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00年代は夏の定番イベントという認識でしたが、近年ではの定番へと推移し、今年は冬~年末のイベントへと変化を遂げたことが確認できます。

もしかしたら、そのうち年をまたいだ開催になることも・・・?

 

 

◆ 過去の作品数・今年の予想作品数

直近5年のBOF作品数(失格除く)と、今年のBOFの予想作品数を以下に示します。

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今年の作品宣言数は606

今年は例年通りの割合だと488作品集まる予報です。

うーん・・・贅沢な悩みですが多過ぎますね・・・

 

ここで、10年前にBOFシリーズの振り返り記事を作成していたmihoclapさんの考察を引用してみましょう。

いまやBOFは素晴らしいイベントに成長しました。
数百人のクリエイターが集まり、各自が一年間の集大成的な作品を発表する場なんて
BMS界はおろか、アマチュア創作界を眺めてもBOFに匹敵する大会は見当たりません。
近年、引退表明していた往年の名作家がBOFで復帰するケースを頻繁に目にしますが、
彼らに「再びBMSを作りたい!」と思わせるほど、BOFは魅力的な場になっていると思います。

しかし、ここ1、2年でのBOFの爆発的すぎる規模拡大には、私は一抹の不安を感じざるをえません。
「1ヶ月の開催期間で約300作品を遊ぶ」ことは、単なるBMSパッケージならいざしらず、
作品評価も必要なBMSコンテストイベントとしては、もはや限界に近い量でしょう。
「多すぎて困る」なんて贅沢も甚だしいですが、遊び手のキャパシティは破裂寸前のはずです。

(中略)

私はBOFの拡大路線自体を否定するつもりは毛頭ありません。
しかし、もしこのままイベント規模の際限なき巨大化を推進するのなら、
作業分担による主催運営の負担軽減とか、一括インプレ制による評価作業の簡略化とか、
現状で割を喰っている部分にメスを入れないと、いずれBOFバブルが崩壊するのは目に見えています。

 

引用:“BOF2010” 回顧(後編その2)

http://bmsmiho.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/bof2010-2-6150.html

 BOF2010の総作品数は278でしたが、その時ですら「曲数が多すぎて、イベントとしては限界」とs_mihoさんは考察しておりました。

しかし現在、BOFU2015以降の曲数は全て300を超えており、今年も400作品を超える見込みです。

 

このような現状があるため、考察された問題はさらに深刻化しており、

 

[プレイヤー目線]

・曲数が多すぎてプレイ、インプレが破綻

[作家目線]

・曲数が多すぎて提出した作品が埋もれる

 

このように作家・プレイヤーどちらにとっても負荷の高いイベントなのが現在のBOFシリーズです。

・・・恥を忍んで告白させていただきますと、私も現状のBOF肥大化に耐えられず、インプレ期間中にG2R2018は完全スルー、BOFXVは片手で数えられる程度の作品数しかプレイしておりません。

申し訳ございません。

 

 

◆ 各チームの予想順位分析

そこで、参加者が膨れ上がり気味のBOFを少しでも楽しむために、今年のチーム分析記事の投稿を立ち上げたいと思います。

 

客観性を保つために、チーム分析の手順はmihoclapさんのBOF2010方式を参考にさせていただきました。

BOFXVI用に変更を加えた点は以下の通りです:

1)歴代BOFの偏差値導出には総合得点・中央値・平均値を使用。mihoclapの偏差値より下方修正されるので要注意。BOF以外のイベントでは総合得点・平均値を使用。

2)チーム能力値は合計ではなく平均値を利用(チーム曲数が2~4で変動するため)。

 

なお、チーム能力値は以下のように割り振りました。

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割と適当に見えますが、昨年と一昨々年のBOFのデータを基に作成したので裏付けはあります。

 

また試しに、昨年のBOFXV王者Sound piercerさんのデータ集計例を示します。

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こんな感じで予想レート62.9Sound piercerさんの個人能力値として規定し、他の参加者も同様に能力値を求め、チームの予想順位を求めます。より最近の能力を反映するために、2014年以前のBOFデータは集計対象外としました。(なお、BOFU2015とBOFU2016で集計後に自演インプレが発覚した某m氏の作品は上の集計から除外しており、公式の集計より作品数が少なくなっています)

また2020年内のBMSイベントに参加していた方は、そちらの結果も使用します(旬なデータは逃しません)。

 

実はまだこの記事を書いている地点で集計はまだまだ終わっておりませんが、明日以降から実際にこの数値を使ってチーム紹介を行う予定なのでよろしくお願いします(更新間隔は未定!)。

 

 

今年はBOF以外のBMSイベントが大盛り上がりで、BMSの波が来ている予感がしております。この勢いのまま「今年のBOFは熱い!」と盛り上がっていただきたいので、どうぞご期待ください。

 

 

※タイトルに「前編」とつけておりますが、後編はBOFXVI登録期間終了以降(11/4~)に書く予定です。

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また「チーム名変更期限(10/11 23:59)「チーム提出作品数宣言期限(10/15 23:59)の期限が迫っているので、参加者はご注意ください。