#BOFXVI チーム考察 (9) [あ]
[あ]
なまえをいれてください
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|>ああああ
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―ああああとは、世界一著名な勇者の名前である。
BMS界隈にも二人存在し、一人はBOF2009にてドラクエ風の一人チームで参戦したああああさん。
↑BOF2009 チーム中央値部門25 / 70位「なまえをいれてください」
もう一人は、2014年に突如現れた、ああ…翡翠茶漬け…サークルのメンバーであるああああさん。
↑G2R2014 チームスコア部門12 / 87位「ああ…翡翠茶漬け…」
経歴も、作風も全く違う二人が、唯一「名前が同じ」という理由で手を取り合い、ラスボスが待ち構える「BOFXVI」を攻略しに行く―
それは、そんな二人の勇者ああああの物語である。
◆ メンバー分析
(1)ああああ
先に2014年デビューのああああさんから分析します。
ああああさんは初BOFのG2R2014から「僕たちの旅とエピローグ。」が大ヒットを迎え、そのまま凄まじい勢いでBMS界のエースへと君臨した、ゲーム音楽界の若き巨匠です。
BMS活動では主に2015-2018年に精力的な活動を行っており、上の表を見れば分かる通り、BOFだけでとんでもない作品数を登録しています。ここからさらに中小イベントにも積極的に参加し、第一回BMS衆議院選ではcarnationで優勝(106作品中)を飾り、ピアノの党を与党へと導いてああああ総理大臣となりました。
そんなああああさんはBOFでも鋭い活躍を収め続けており、最高順位はG2R2018のrainbowで中央値7位。
rainbowはイベント終了までにBGA完成が間に合わなかったアクシデントがありましたが、それでも中央値TOP10入りなので実力は推して知るべし。そんなああああさんは情景が浮かぶようなゲーム音楽を強みとしており、泣きメロ・泣きの進行などを書かせたら右に出るものはいないといった作風です。ここ数年はBMSから活動の域を飛び出し、Steamゲームの"ゲーム内BGM"を担当していたりします(魔法使いハナビィ等)。
そんな実力者ああああさんは、多忙ゆえにいつBMS制作が途絶えてもおかしくない大物作家です。今年も新作が拝めることを感謝し、全力でインプレをしましょう。
(2)ああああ(ルゼ)
こちらのああああさんはルゼさんの別名義です。ルゼさんは2003年にBMS制作を開始し(旧名:djHIRO)、無名戦4にも参加したガチガチの古参となっております。しかもBOFシリーズには2004から2020まで皆勤となっているため、ねこみりんさんと同様にBMS国宝と呼んでも過言ではありません。さらに今年夏開催のWORLD WARでもエイリアンチームの総帥として君臨し、イベントを最大限まで盛り上げました。比較的新規参入のプレイヤーの方々でも、ルゼさんを「縦連打はいいぞ」の人として認知している方は多くいるのではないでしょうか。
そんなルゼさんですが、実はBOF2009にああああ名義でBMSを制作しておりました。BOF2009では偽名でしたが、その特徴的なメロディ・音色、そして縦連打・・・とバレバレだったご様子。特に名義で曲変更しているわけでもなく、ルゼ名義での作風を前面に出しております。
そんな癖の強いルゼさんは譜面のゲーム性をとても大事にしており、その徹底したエンターテイナーぶりは現在も最前線を走り続けております。過去には縦連打BMSイベント「SUIKA CRUSH」(2010)で優勝を飾っており、譜面力で戦わせたら右に出るものはいません。そして、勢い抜群の笑わせ曲ばかりかと思いきや、時にはlifeworkのような無機質な曲や、運命論のような幻想的なボス曲も出すという・・・まるでビックリ箱です。
BOFシリーズの最高はBOF2005のZEUSで29 / 127位。チュウニズムにも収録されたため、この曲がルゼさんの代表曲と言えます。
現在のBMSシーンを作り、盛り上げ続けてきたルゼさん。今年はWORLD WAR5位の勢いを引き継ぎ、古参の鉄槌を下すことができるか・・・!
(3)サポートメンバー
不明です。
チームページに「あ」が並ぶことのインパクトを優先した結果、サポートメンバー表記を省略しただけなのかもしれません(実際は誰かしらいる?)。
◆ 順位予想
最後に順位予想です。
(予想)(59.4+59.0)/2 = 59.2
(MAX)(65.2+64.1)/2 = 64.6
(MIN)(51.5+47.1)/2 = 49.3
やはりBOF常連組は強く、データでもTOP10前後が有力な順位だと言えます。
このチームの強みはやはり、積極的なイベント露出による抜群の知名度です。知名度だけでなく本人らのキャラクターも印象が強いため、ああああさんは「元総理大臣」かつ青いネコの「ほしかけくん」として、ルゼさんはPMSパッケージToy Musicalの「初代館長」かつ本人BGAの「縦連打baキング」として様々なプレイヤー層に愛されています。そんなお二人はファンも多く抱えており、BOFのような大型イベントでも数多くのプレイヤーからの票が期待できます。
そこからさらに「商業音ゲーに収録された」という実績も持っており、まさに名実ともにトップクラスと言えます。商業音ゲーから名前を認知する方も増えますし、ここ数年の破竹の勢いがあれば優勝争いだって可能なチームです。ただ、チームテーマが特に決まってないので、どういう方向性で来るのか、そもそも勝ちを狙ってるのかは分かりません・・・それはそれでワクワクするのですが
BOFシリーズ経験豊かな百戦錬磨チームなので、これと言った弱みは無いのですが・・・強いて言うならビジュアル面がやや不安です。動画なのか、静止画なのか、はたまた本当にサポート不在で自炊か・・・。杞憂となることを願います。
あチームは無機質な名前とは裏腹に、中身がとても濃ゆいチームです。
それぞれの時代のBMSシーンを作ってきた新旧の有力者コンビということで、果たして今年のBOF会場でイオナズンを起こせるか。
ああああ の かいしんのいちげき!
ああああ の かいしんのいちげき!
【お知らせ】
— ああああ (@q07a_) July 4, 2020
2年ぶりにBOF参加します。
チーム名は 「あ」。
メンバーは 自分こと「ああああ」と
もう一人の某「ああああ」さんです。
楽しいことやります。
よろしくおねがいします。https://t.co/95CELlG651#BOFXVI #event_bof pic.twitter.com/hpmQOhiO0U