【BMS初制作歓迎】“BMSをたくさん作るぜ'20” 開催に向けて [ #BMStukuru ]
“好きなように、BMSをたくさん作りませんか?”
登録 : 2020年12月26日(土)~2021年01月03日(日)
評価 : 2021年01月07日(木)~2021年01月13日(水)
主催 : Micelle
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評価とかテーマとか堅苦しいのは抜きで、とにかくBMSを作ろうぜ――
そんなコンセプトのBMSをたくさん作るぜ'20(通称:Bた作)が、明日から登録期間が始まります。
登録締切は、年をまたいで来年の1月3日まで。
《お知らせ》
— 『BMSをたくさん作るぜ'20』公式 (@BMStukuruze) December 7, 2020
本イベントの登録期間開始日は『 今月中 』の下旬(12/26 0:00)です。
1/3 23:59までの9日間が期間となりますので、可能である限り余裕を持ったご投稿をお願いいたします。#BMStukuru pic.twitter.com/jGTN5zZZsK
◆ イベントルール
イベントルールは、特にありません・・・。
「BMSを作りたい」という意思があれば、参加表明無しで誰でも参加可能です。
(著しく公序良俗に反する作品の禁止など、最低限のルールは存在するので公式ページ・公式Twitterを参照)
本イベントはBRS ver.002という規格に則りイベントを行います。
— 『BMSをたくさん作るぜ'20』公式 (@BMStukuruze) December 16, 2020
以下は違反行為となりますので、規格を初めてご覧になる方はお目を通していただけると幸いです。(特設ページにも記載しております)#bmstukuru pic.twitter.com/Nxhve2dnqU
特に、主催者側からは以下のような方の参加を大歓迎しております。
・初心者だけどBMSを作ってみたい!
・競争型イベントはちょっと・・・(競争に疲れた方も)
・いつもしない作風に挑戦したい!
なお、公式ページに「BMSの作り方」ページもありますので、BMS未制作の方でも、これを機にBMS制作について知ることができます。他にも有益な情報が公式Twitterに挙がっているので、一通りご確認ください。
《お知らせ》
— 『BMSをたくさん作るぜ'20』公式 (@BMStukuruze) November 21, 2020
BMS制作初心者向けに『HOW TO MAKE』という制作ガイドラインを開設いたしました。
制作する際の大まかな流れを記載しておりますので、参考までにご覧ください。https://t.co/zih0c2EhtT#bmstukuru pic.twitter.com/AGT6XwSCTG
Bた作は順位が付かない非競争型イベントではありますが、会場にはインプレ(感想文)投稿フォームが置かれているため、「作品の感想は欲しいけれど、ガチガチの勝負はしたくない」という方に最適なイベントとなっております。
そういった意味で、過去には無名戦参加前のBMS初制作陣が参加するイベントとして重宝されていました(後述の「BMSをいっぱい作る」シリーズ紹介の項目を参照)。
もちろん経験者や熟練作家の復活も大歓迎です。評価がつかない何でもありなイベントなので、自分のやりたいように作品を作る絶好のチャンスだと思われます。
◆ 歴代の「BMSをいっぱい作る」シリーズの紹介
イベントの雰囲気を掴むために、前身イベントの「BMSをいっぱい作る」シリーズを紹介させていただきます。
「BMSをいっぱい作る」シリーズは、2016~2019年の新年イベントの定番として行われていた、非競争型のイベントです。ルールは今回のBた作とほぼ同じです。
歴代の詳細まとめは以下の通りです。なお、年数が空いているように見えますが、厳密にはいっぱい作る in 2015は2016年1月開催なので、2016~2019は4年間連続で開催されておりました。2020はお休みの年で、2021は復活の年となりました(ナンバリングを揃える意図で、2021年開催でありながらたくさん作るぜ'20とした模様)。
過去イベントをざっと見ると、非競争型イベントでありながらも作品数が非常に多く、一番最近の2019年は52作もの作品が集まりました。それでは、各年ごとに振り返ってみましょう。
○ BMSをいっぱい作る in 2015
↓楽曲・参加者リスト
5年前の初代・BMSをいっぱい作るパッケージイベントです。初代は作品数が約20作、BMS初制作の作家はゼロといった状況でした(確信は無いですが、N/Aさんは恐らくEFB37-1さんの偽名です。情報求ム)。
その代わり、2006年ぶりにBMS制作を復帰したthe 1000th summer(わーらー)さんなどが在籍しており、新人・中堅・復帰古参という幅広い層が集ったパッケージとなりました。
流石に5年前ということもあり、思わず「懐かしい・・・」と思ってしまう顔ぶれですが、69 de 74さんやKNTS 8bitWorks(Kanata.S)さんなど、現在のBMSイベントでも活動が確認できる方がおり、興味深いです。
いっぱい作る2015のおすすめ作品を挙げるとすれば、LiAさんの君の記憶、風の唄です。笛のメロディラインがたまりませんね。
○ BMSをいっぱい作る2017 -Nextage-
↓全曲ダイジェスト
↓楽曲・参加者リスト
初代とは打って変わって作品数が約50作、初BMS制作となる方も大量という2017年。
コメント投稿欄の設置や、コメントの要望なども追加され、パッケージイベントとしてはかなり手厚いイベントとなりました。何気にしらいしさんが復活しているのもすごいです。なお、名義の後ろに(onken)と表記されている作家は、福井高専-音鍵研究会のメンバーだそうです。全体的に活動歴1年未満の新人が多く、フレッシュな顔ぶれとなっております。
2017のおすすめの作品は、作品の安定感で言えば強豪のlitmus*さん・ああああさん・Yosk!さん辺りが盤石の強さですが、新人から選ぶならばTA(onken)さんのチャレンジフライト!!です。シューティングゲームを彷彿するようなポップで爽快感溢れる本作品は、メロディメイカーとしての才能の原石という感じがしてとても惹かれました(BMS作品がこの1作のみなのが悔やまれますが)。
○ BMSをいっぱい作る2018 -Launching Site-
↓楽曲・参加者リスト
作品数は34作と、手頃な2018年。この年からBMSをいっぱい作るシリーズで初BMSの方が徐々に定着してきたイメージです。例えば、いっぱい作る2018の初BMS作家であるD.J.Doggieさん・Fezike(池田哲次)さん・えびですさん・あとぅすさんは、全員今年のBOFXVIに参加しております。そういった意味では、新人発掘イベントとしてはかなりの当たり年だったと言えるかもしれません。
また、「いっぱい作る」の文字通りに作品を複数登録している人が例年より多くなりました。D.J.Doggieさんが初制作で3作のBMSだったり、合作とはいえ主催兼業でRe:gats&さんが3作のBMSを提出だったり・・・熱意がすごいですね。
例年からの変更点として、2018から会場がq/stolさんの会場へ。インプレ数も最少で5票ということもあり、初BMSの方でもフィードバックが貰えるイベントとして徐々に定番イベントへと化してきたご様子です。
2018のおすすめはNA7さん・Re:gats&さん合作のIbaraki Airportです。キャッチーでファンキーな曲・ノリノリな譜面の合わせ技がとても楽しくて、当時は猿のように何度も遊んでいました。
○ BMSをいっぱい作る2019 -STARTING DECK-
↓全曲ダイジェスト
↓楽曲・参加者リスト
最後のBMSをいっぱい作るシリーズです。2019も新人イベントとして機能しており、今年の無名戦17で活躍を見せたK4Y5さん・吟世かいなさん・crossworldさん辺りもいっぱい作るからステップアップした組です。他にも、BMS保管所の管理人sarada(サラダ油)さんも制作歴は長いですがBMSイベントは初ということもあり、激レアです。
全体的に2019も「いっぱい作る」を達成している人が多く、特にuetさんは5作品も提出しております。どうか過労死だけはしないように・・・。uetさんの裏で、hugepulseさんやscampさんが3作品作ってるのも驚愕です。
複数作品登録する人が多かったのか、作品数は52作と歴代最多。需要が高いイベントであるため、徐々に拡大傾向にあるかもしれません(たくさん作るぜ'20も多くなるかも・・・)。
しかし2019年は、作品数が多い代わりに主催陣がコメント受付期間中に公式Twitterで全楽曲のオートプレイ動画を流すという粋な試みを行っておりました。この試みは個人的にとても好きなので、いっぱい作るシリーズに限らず、他のBMSイベントでも採用されて欲しいなーなんて思ったりしました。
↑当時の公式Twitter。3日に5作品というペースで1作品ずつオート動画をアップロードし、イベント期間中の中だるみを防ぐ手法。
2019のおすすめ作品は、saradaさんのTime's Traveler -2nd MIX-です。こちらは合唱曲「時の旅人」の高速ユーロアレンジとなっております(めぐるめぐる、風~~~~の曲です)。
この00年代BMSを彷彿とさせる雰囲気、極上ですね。私は昔の手作り感溢れるBMSの方が好きなので、好みのストライクゾーンに入りました。
【作品紹介No.9】
— BMSをいっぱい作る2019@インプレ受付中! (@bms_ippai) January 7, 2019
Genre:EURO POP
Title:Time's Traveler -2nd MIX-
Artist:sarada#いっぱい作る2019 pic.twitter.com/mfjuWkSURy
2019は特に名曲揃いなので、ぜひ全曲ダイジェストでチェックしてみてください。壊廊や、al fineなどなど・・・語ると長くなりそうなので、この辺りで切り上げます。
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以上で過去のいっぱい作るシリーズの紹介は終了です。見ての通り、幅広い層の作家が参加しておりとても活気のあるイベントでした。今回の主催はこれまでと変わりMicelleさんですが、名イベントシリーズを復活させてくださり、誠にありがとうございます。
今年も既に「Bた作の曲ができた!」と言っている方が散見され、イベントの始まりが近づいているのを感じられました。作家陣は今が音切りや制作の山場だと思いますが、ぜひ無事に作品が拝めることを願っております。
今年(来年?)のBMSをたくさん作るぜ'20もよろしくお願いします。
リンク一覧:
BMSをいっぱい作る2018 -Launching Site-