“Be-Music West II” 回顧 ( #bmwest2 )
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主催による総評ページ
登録 : 2020年1月09日(木)~1月16日(木)
評価 : 2020年1月16日(木)~1月30日(木)
主催 : AYhaz and scytheleg
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西洋を中心としたBMSイベント”Be-Music West II”が閉幕しました。
全15作品に対し、総インプレッション数は445票。なんと1作品あたり平均29.7票という高水準をキープ。
初代Be-Music Westは全17作品に対し総インプレは198票・平均11.6票だったため、なんと2倍以上にも票数が伸びました。
そんな注目度の高かった今回のBMWest2の各種データを見ていきましょう。
◆ 総合結果
まずは最終スコア【log10 ([Number Impressions]) x [Average Score]】の結果です。
優勝はisocosaさんの”data harm”でした。おめでとうございます!
今回、isocosaさんは2位のDolphinさんと僅差のままずっと先頭を走っていたのですが、わずか0.28ptsの差でフィニッシュしました。
続いて【Likeボタン】の順位です。1位は圧倒的な差を付けて10000(!?)likeを獲得したMITCH DOWNVELLさんの”BAILAGUA JIRA”でした。
今回1人当たりのLikeボタンの回数制限が無かったのか、このような桁違いの結果となりました。総合順位とあまり関係なく結果はバラバラとなっております。
最後にアベレージスコアの結果ですが、最終スコアとあまり大差が無かったため今回は省略します。
(詳しく知りたい方はDolphinさんの調査結果をご確認ください)
Be-Music West II score rankings (unofficial)
— Dolphin (@DolphinDTM) January 30, 2020
Final Score Ranking
Average Score Ranking
Total Score Ranking#bmwest2 pic.twitter.com/XHE4snieqf
◆ 順位変動
大会期間中の順位変動です。15作品全ての変動がこちら。
※MITCH1 = JERK FESTIVAL
MITCH2 = BAILAGUA JIRA
isocosa1 = data harm
isocosa2 = No Time 2 Love
スタートダッシュはMITCHさん・Nakaiankowさんが決めておりますがその後はずっとisocosaさん・DolphinさんはのTOP争いが続いております。13日目にはDolphinさんが1位に躍り出ましたが、最終的にisocosaさんが追い返しました。
スタートダッシュだけでなくラストスパートも決まったNakaiankowさん、終盤ラッシュでハネたCAELUSさん・空読無 白眼さんなどなど、なかなか最後まで分からない変動が続いていることが分かります。
◆ インプレ状況
冒頭にも書いた通り、1作品辺りの平均インプレ数は約30票。インプレ欄は作品数15に対して大賑わいとなる結果でした。
また、本イベントのインプレ結果は以下の通りです。
※黒マスは自身の作品であることを表してます
※40さんと80さんは同一人物でした
総41名によるインプレが行われ、全インプレ達成者はなんと23名!
ここ数年のイベントでは屈指の人数ではないでしょうか?
全インプレ達成者は以下の通りです。(敬称略)
洋の東西問わず各方面からインプレが行われておりました。
間違いなく当イベントの功労者です。本当にお疲れ様でした!(^-^)//""ぱちぱち
● 全インプレした人が選ぶTOP5
全インプレ達成の方の票のみでTOP5を組むとこうなります。
王者は不動ですが、CAELUSさんが2位に躍り出た点やMITCH DOWNVELLさんが10位から3位へ大ジャンプしている点が印象的です。
この5作品は全インプレ達成者から太鼓判を押されている作品なので、もし未プレイの方はぜひチェックを。
◆ 同梱譜面状況
同梱譜面は以下の通りです。
当イベントは5KEYのみ同梱の作品もあり、5KEYの割合が他イベントと比べ多いような印象を受けました。なお、他のイベントでほとんど見ることができない10KEY・24KEY同梱の猛者もいるため、これを機にプレイしてみると面白いかもしれません。
なお優勝の"data harm"は同梱譜面の種類がたくさんあり、それが良い評価へ繋がってきたのかと思います。
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◆ 最後に
2020年初のイベントとなった西洋系BMSイベント、『Be-Music West II』。
新年早々勢いを感じさせる力強いイベントでした。
そういえば当ブログを始めて大半がBe-Music West関連の記事となってしまいました…。
あまり出しゃばるのは申し訳ないなと思いつつ、海外のBMS作家の方々は言語の壁を飛び越えて熱意のある方々が多いため、応援したくてついつい手を出してしまいました。
4年前のBe-Music West初開催からの流れを引き継ぎ、着々と欧米BMS作家の活躍の場が増えていることが嬉しいですね。
今回優勝となったisocosaさんはPABAT!2019優勝に続き2度目のタイトル獲得であり、新時代のエース誕生を感じさせる結果となりました。
しかし主催者の総評で言われていた通り、次回のBe-Music West III 開催は推奨されておりません。
というのも、”欧米BMS作家”というくくりでは言語の壁以上にアジア(日韓)のBMSコミュニティと分断されてしまう恐れがあるためです。
そのため、これからは”欧米BMS作家”といった呼び込みではなく、”国際・万国共通”を掲げた全世界対象のイベントとして開催することが望まれております。
(あれ?国際イベントと言えば・・・今年の戦國internationalがピッタリですね)
BMS、というより音楽ゲームは言語・文化の壁を越えて楽しむができる全世界最強のゲームなので、あとは音楽ゲーム以外の部分(導入やイベント告知)でどう障壁を下げていくか?が大事になってきます。
そういった点を踏まえて、欧米やアジアに限らず全世界のBMSコミュニティが相互扶助の関係でより一層盛り上がっていくことを願っております。
主催・運営・参加者・プレイヤーの皆様大変お疲れ様でした!
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Be-Music West II
公式ページ