#BOFXVI チーム考察 (16) [音芸人]
[音芸人]
はいどーもー音芸人(おとげいちゅ)ですけども~ 、、って音芸人って何やねん!
そんな光景が脳内に浮かぶお笑い芸人軍団かと思いきや、その実体はあらゆる公募の採用実績を持つ実力派公募人(こうぼちゅ)です。
今回はそんな音芸人チームに迫っていきましょう。
◆ メンバー分析
(1)seatrus
seatrusさんは2018年、無名戦15にてBMSデビューを迎えた若手作家です。
デビュー年の2018年から積極的にBOFシリーズに参加しており、初登場ながら上位50%の成績を獲得。昨年は中央値順位が大幅に上昇し、着々と成績が伸びてきていることが確認できます。
今のところBMSで代表作と言えるのは、PABAT!2019参加作品のルネサンス音ゲーコアJudgement.。順位は22 / 69位と存在感を示しました。
seatrusさんの強みは、音ゲー映えする高速コア系とハイテンションにぶち上げるメロディ。音ゲーマーに愛されやすい属性を兼ね備えております。
まだまだBMS内では駆け出し作家ですが、SoundCloudでは既にフォロワー1600人とファンが多くついており、その存在感は決して侮れません。今年は大ハネが期待される若手の一人であるため、チームリーダーとしておとげいちゅを引っ張ります。
(2)Se-U-Ra
Se-U-Ra(せゆーら)さんは遡ること2014年、三拍子限定BMSイベント『TRIDENT』でデビューを迎えたチーム内最古参です。デビュー当時は結果が振るわなかったこともあり、2014~2016はBMSから一旦離れ、下積みとしてニコニコ動画を中心に作曲活動をしておりました。
長年の下積みを終え、2017年には満を持して久々のBMSイベント参戦。ドラムンベースBMS限定イベント「DNBmsFesta」にてAve6 / 22位と過去最高の順位を達成し、リベンジマッチを果たしました。
↑DNBmsFesta "竜蝕のサクリファクト -storia of Arq-"
そしてDNBmsFesta以降も好調な記録を出し続けており、Battle in the Mist 2ndMIXでは3 / 38位、そしてG2R2018ではスコア・アベレージ共に30位・・・と今では上位常連作家の一人となっております。
↑Battle in the Mist 2ndMIX "LOSHAXI"
↑G2R2018 "QSHELL -拒色のシェルル-"
そんなSe-U-Raさんは音ゲーコア・音ゲードラムンなどの王道ジャンルに強いだけではなく、そのスタイリッシュなBGAと可愛らしい女の子イラストを全て自炊している最強の自炊系作家です。天は二物を与えてますね、これは・・・
自作楽曲・動画を合わせてハードコアには珍しい世界観重視な作品が多く、希少性が高いです。今年のBOFXVIでも会場を沸かせるキーマンとして、上位進出が約束されています。
(3)みーに
みーにさんは2018年、無名戦15でデビューを果たした若手の1人です。近年ではかなり珍しい『初音ミクBMS』をメインに作っています。しかし歴が浅いからと侮ってはいけません。BOF初参戦のG2R2018から結果を出したかと思いきや、続くPABAT!2019では"天空を駆ける"が4 / 69位、無名戦対抗戦では"Brand-New Sky feat. 初音ミク"がAve3 / 77位と、イベントで継続的に結果を出し続ける令和BMSイベントの申し子となっております。
↑無名戦対抗戦 "Brand-New Sky feat. 初音ミク" スコア10 / 77位
そんな今をときめくみーにさんは、昨年のBOFXVでは中央値TOP30に入り込むという、信じられないスピードで出世を遂げております。
↑BOFXV "Edge of bravery"
これまでのBOFシリーズの結果、そして今年のBMSイベントの結果を照らし合わせても、今年は「来る」としか考えられないみーにさん。チームの特攻隊担当として、さらなる上位進出を図ります。
(4)サポートメンバー
サポートメンバーは以下の2名です。
せりね(BGA),yukkering(イラスト)
ーー
せりねさんは3Dグラフィックデザイナー・ビデオデザイナーをされている方です。
過去には一度だけBGA制作経験があり、無名戦16にてRSKさんのElectrical Machine-Gunでジャケット・BGAを担当しました。動画の作品一覧は確認できませんでしたが、まるで本物かと見違えるような美麗CGが数多く乗っているポートフォリオは必見です。
↑ (YoutubeのBGA試聴動画が消されていたので、音源で・・・)
yukkeringさんはクールで綺麗めな女性イラストを強みとしたイラストレーターで、BMSに関わるのは初となっております。
さて、サポートメンバーは以上です。少ないような気がしますが、実はBGA担当は全員揃ってます。
なんと、今年はSe-U-RaさんだけではなくみーにさんもBGA自炊として参戦へ。
デビュー当初から自作イラストだったり、G2R2018でVJ素材を使用した自作BGAを披露しておりましたが、今年のゆるゆるBMSではなんと自作3DBGAを披露しました。徐々にマルチクリエイターへと変貌を遂げているのが確認できます。
◆ 順位予想
最後に順位予想です。
(予想)(51.7+62.3+61.3)/3 = 58.4
(MAX)(51.7+62.3+66.7)/3 = 60.3
(MIN)(51.1+57.1+57.1)/3 = 55.1
音芸人はしっかりとした結果を打ち立てているチームなだけあり、結果が振るわなかった場合でもTOP20入りという非常に強い結果が出せます。TOP10前後を本命に、全員が過去最高の記録を打ち立てられればTOP10以上へ切り込むことも可能です。
音芸人チームの強みは、そのキャッチ―でゆるい名前とは裏腹なガチ集団であることです。まずseatrusさんは合作にてOverRapidに収録されています。
またSe-U-Raさんは今年の太鼓の達人公募に"儚姫は原初に舞う"が採用。BMS関係の強豪が他にも数多く参加しておりましたが、その中で採用をくぐったのはSe-U-Raさんのみ。Se-U-Raブランドをさらに深める結果でした。
そして最後にみーにさんですが、あの初音ミクを開発・販売しているクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が運営する音楽・イラスト等の投稿サイトpiaproの公募で最優秀賞を獲得しています。具体的には、赤い羽根共同募金×ピアプロコラボ企画2020という公募の楽曲部門の最優秀賞を獲得しており、まさに初音ミクの生みの親から認められたと言っても過言ではない業績だと思います。
本日より開催の「piapro×赤い羽根 初音ミクイラストパネル展」に行ってきました!
— 初音ミク 公式 (@cfm_miku) October 22, 2020
ピアプロ公式コラボに応募いただいたイラストのパネルがずらり!奥のモニターでは採用楽曲と応募作品を使用したプロモーション動画が流れています☆#初音ミク #赤い羽根 #piapro pic.twitter.com/JOcmWXmgk5
そんな強力陣営がBOFに挑むのですから、順位はどうなるかは置いといて面白いことになるのではないかと期待できます。
また3名とも音ゲーと相性が抜群のコア系をメインに制作しており、BMSの多数プレイヤーから受け入れられやすく順位も上がりやすいと言えます。
サポート人数自体は少な目ですが、自炊でしっかりと本格派BGAを用意できるSe-U-Raさん・みーにさんも在籍しているため、ビジュアル面での心配はほぼゼロと言っても良いでしょう。ここ数年のBMSシーンを追っている方であるほど音芸人チームのとんでもなさが伝わると思いますし、現在の知名度以上に周りのチームに"圧"をかけられるのではないかと思います。
懸念点は強みと被りますが、メンバー全員の作風です。初音ミクを用いたみーにさんは差別化しやすいですが、メンバー全員がかなりの王道音ゲーハードコアを中心に作っております。400曲以上登録されることが懸念される今年のBOFにおいて、王道ジャンルの作品の大半が埋没してしまうことは想像に難くありません。そのために、例えば譜面を徹底的にテストプレイしてBMSとして楽しいか?の部分を詰めたり、もしくは楽曲にプラスアルファの部分が欲しいと思いました。しかし、逆に言うと不安点はこれだけです。Se-U-Raさん・みーにさんはここ数年のBOF上位常連なのでBOF適性も強いですし、しっかりと作りこんだ作品を提出できれば今年の目玉チームにもなり得る若手ホープ軍団です。
今年はチーム同士でお互いを高め合い、ぜひともBM-1グランプリの王者となってほしいところです。BOFXVI会場の人々(んちゅんちゅ)一同、音芸人チームの渾身の一作が出てくることを期待・応援しております。
【お知らせ】
— 🍰seatrus@22時新曲🍰 (@seatrus) September 8, 2020
チーム「音芸人(おとげいちゅ)」
満を持してBOFXVIに出場します!
よしなにね
メンバー(敬称略)
BMS:seatrus ( @seatrus )
BMS:みーに ( @mini_hiori )
BMS:Se-U-Ra ( @SeURa_Nue )
BGA:せりね ( @I_Celine_ )
Illust:yukkering ( @yukkering ) pic.twitter.com/T9qFf9JdTq
#BOFXVI チーム考察 (15) [ #_606f ]
[#_606f]
BMS業界きっての音圧暴力団がBOFXVI会場を制圧するために、謎のコードネーム#_606fのもと集結しました。
チームページでは「シナジー(品爺)」を前面に出していますが、果たして作家同士でのシナジー効果を発揮することができるか・・・その破壊的手腕に注目です。
◆ 過去の戦績
厳密には過去に同じチームでの参加はありませんでしたが、メンバーが似ているチーム(Aoiさん・siqloさん)が過去に2つあったため、そちらの結果を示します。
2018, 2019にはikaruga_nexさん・庭師さんなどの別メンバーと組みながら参戦した2チームですが、そのどちらも結果はチーム戦上位10%に食い込むというかなりの名門チームです。
特に昨年はAoiさんが個人戦TOP10入りを果たしたため、チーム全体でも大きく躍進となる年でした。今年は新メンバーJun Kurodaさんを新戦力に加え、昨年に匹敵する上位進出を狙います。
それでは、以下よりメンバー分析に入ります。
◆ メンバー分析
(1)Jun Kuroda
Jun Kurodaさんは2015年の無名戦12でBMS制作デビューを迎えた方です。もともとK-Shoot MANIAで実力を示していた強豪作家であったため、初イベントの無名戦でもTerpsichoreで5 / 50位とかなり高い評価を得ております。
BOFシリーズにも2度の参戦経験があり、データ上ではBOFU2016のAnökumene(98位)が最高記録となっておりますが、SoundCloudでは101K再生されており、BOFの順位以上の好評ぶりが確認できます。
そんなJun Kurodaさんですが、現在はSoundCloudでの活動を中心としており、そのフォロワー数はなんと1万人超・・・かなりのフォロワーを抱えている大物作家です。
楽曲の作風は幅広く、バラード・ピアノソロといったアコースティックなものからハードコア・EDMといった音ゲー映え抜群のトラックまで網羅しており、そのどれもが一級品です。そして音ゲー方面では、各種商業音ゲーへの収録も経験済みであり、最近だとDeemoにThe Last Decisionが収録されました。
そんな手堅い活躍を広げるJun Kurodaさんは、今年は4年ぶりのBMS制作でありながらも鋭い結果を残すのではないかと注目される一人です。
(2)Aoi
AoiさんはBMS初舞台がBOFU2016のチーム内最若手です。しかし、そのBMS実績はチーム内最強と言っても過言ではありません。BOFシリーズではG2R2018のPolacroから頭角を現したかと思いきや、なんと翌年のBOFXVではc.s.q.n.でメガヒットを飛ばし、個人6位の偉業を達成。現在のBOFシリーズの強力なエース作家として絶賛君臨中です。
↑BOFXV "c.s.q.n."
なお、c.s.q.n.は国内作家内では1位だったため、Aoiさんは実質日本国内の最有力作家であることがデータから確認できます。
そんなAoiさんですが、音圧マシマシの激しい音ゲーコアを得意としており、その作風とBMSとの相性は圧倒的に良く、敵を寄せ付けません。
そんな感じで、今年もTOP10入りが期待される優勝候補の一角。今年もチェックは外せません。
(3)siqlo
チームリーダーのsiqlo(サイクロ)さんは、2013年の東方音弾遊戯5でデビューのチーム内最古参です。そんなsiqloさんはBOFシリーズを2013以来皆勤。結果は最初こそ振るわなかったものの、毎年参加によって着実に実力を伸ばしていきました。
そしてsiqloさんが変革を迎えたのは2016年。まずは手始めにA-1 ClimaX 6thにてViolent Shockを登録し、結果はAve3 / 25位と表彰台入り。ちなみにViolent ShockはNot Air率90%という異例の数字をマーク、これは歴代A-1のNot Air率ランキング4位というとんでもない大記録です(詳しくは下記の記事をご参照ください)。
そして続くBOFU2016では、偶然によって生み出されたジャンル「Emotional Dubstep」にて過去最高の順位を更新。
↑BOFU2016 "U SAiD" 66 / 597位
そしてこの年に生み出された「Emotional Dubstep」こそが、現在のsiqloさんの主力ジャンルとなっているのです。
BOFシリーズでの最大のヒットはBOFU2017のOne Way Street(こちらもジャンルはEmotional Dubstep)。スコア22位・中央値19位といった大躍進を決め、一躍時の人となりました。
2018, 2019も大ヒットとまでは行かずとも、毎回2ケタ台の順位を安定して出している実力者siqloさん。今年は個人戦ももちろん、チーム戦でも飛躍を狙います。
(4)サポートメンバー
サポートメンバーの割り振りが判明しているため、作家別にサポート担当を紹介します。
(1)Jun Kuroda
→mirto(Vocal),Sin:cK(BGI)
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mirtoさんは、ニコニコ動画で中心に活動していた女性ボーカリストです。
過去にはsasakure.UKさんの楽曲「コイサイテハナ*」のボーカルを担当しており、その澄んで透き通る歌声は絶大な安定感があります。
Sin:cKさんは世界観やモチーフを重視したイラストレーターです。可愛らしい女の子イラストと、その絵1つ1つの情景に注目です。
(2)Aoi
→SELDO(BGA,Teamlogo,emblem),すたろあ(obj)
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BGA担当は、なんとG2R2018のPolacroぶりにタッグを組むSELDOさん。
obj担当のすたろあさんは、過去にBOFU2017でカリオストロの穿孔の譜面を担当した繋がりです。今回もNORMAL・HYPERがAoiさん担当、ANOTHERがすたろあさん担当という割り振りになりそうです。
↑BOFU2017 "カリオストロの穿孔" (ANOTHER譜面の動画が無かったので、 BGAで…)
(3)siqlo
→HalfEar(BGA),DJ.END(obj)
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HalfEarさんは、今回がBGA初制作となる動画師です。ただ、BOFで毎年どこからか敏腕動画師を引き連れてくるsiqloさんのことなので、今年もかなりの実力者を連れてきたのではないかと期待されます。
↑この動画の0:56~2:01がHalfEarさん作成の動画
譜面担当のDJ.ENDさんは、毎回siqloさんのBMSの高難易度譜面を担当している方です。一番有名なのはG2R2014のBRILLIANT STAR ~煌星の雫~ [WHITE ANOTHER]で、総プレイ人数8000人の発狂譜面を制作しました。
↑G2R2014 "BRILLIANT STAR ~煌星の雫~" (ご本人の譜面動画が無かったので、BGAで…)
◆ 順位予想
最後に順位予想です。
(予想)(55.3+57.9+55.2)/3 = 56.1
(MAX)(55.9+70.2+62.9)/3 = 63.0
(MIN)(54.5+50.2+49.7)/3 = 51.4
データだけではTOP10~20辺りが本命となっております。BOF参戦回数の少ないJun Kurodaさんが過小評価されている節もあるので、実際はTOP10周辺~TOP10以内が本命かと思います。
#_606fチームの強みは、何と言っても音がイマドキであり"強い"ことです。華やかで今どきな商業音ゲーにも全員収録経験があり、音ゲーのメインストリームを闊歩している#_606fチームは、音ゲーの主なプレイ層である若い音ゲープレイヤーから絶大な支持を受けること間違いなしです。アレンジャーとしては他のチームと一線を画しており、その有無を言わさぬ音圧・音色でプレイヤーを陶酔感の海へと突き落とすことが可能です。
その上さらに、全員2年以上のBMS制作経験&譜面制作経験があるのも強く、強い安心感が寄せられます。毎年BOFに参加しているsiqloさんを中心に、プレイヤーのツボを押さえた楽曲作りが可能なチームでしょう。
サポートメンバーも充実の一言で、チーム単位でかなり強い結果が残せる環境が整ってます。そして昨年6位のAoiさん、例年のsiqloさんといったネームバリューもかなり強力なので、今年のBOFの定番チームになるのは間違いないかと思われます。
さて、そんな#_606fなのでそこまで大きな不安要素はありません。しかし、少しだけ気になる点を挙げるのならば・・・
まず、4年ぶりのJun KurodaさんがBMS制作の感が鈍ってないことを願います。SoundCloudでの実績はチーム内No.1ですが、その結果がBOFにそのまま反映されるわけでもないので、順位がどれくらいになるのかは未知数気味です。
さらに言うと、siqloさんは今年8月のWORLD WARでBMS化の音量調整に大失敗するやらかしがありました(かなり音が小さい)。作家歴8年目のベテランでも音量調整はミスするということがあるため、油断せずにBMS化と調整には一番時間をかけてほしいところです。
また、いくら「音が強い」と言えども、今年は音が強いライバルが大量にいるため、上位進出が確定とは言い切れないのが怖いところです。このチームの強みである「全員BMS制作経験有り+上位譜面サポート有り」を最大限生かし、音ゲーらしい楽しさや譜面・そしてチームメンバー同士の協力によるシナジー効果で勝負に持っていけると、今年のBOFXVIでも優位に立てる可能性大です。かなりの可能性を秘めているチームなので、あとは作品が出揃うことを待ちましょう。
シナジー効果で目指すは優勝争い。9名のクリエイターの相乗効果に注目です。
そしてBOFXVI評価期間が始まった暁には、Twitterの呟きが#_606fのタグで埋め尽くされることでしょう。そんな#_606fチームの応援・インプレを、ぜひともよろしくお願いします・・・!
【告知】
— siqlo(saikuro) (@siqlo) September 26, 2020
⬛️#BOFXVI #_606f というチームで参加します⬜️
Jun Kuroda(BMS),mirto(Vocal),Sin:cK(BGI)
Aoi(BMS),SELDO(BGA,Team logo,Emblem),すたろあ(obj)
siqlo(BMS),HalfEar(BGA),DJ.END(obj)
こんな感じ!お楽しみに✌️https://t.co/gmnJl4G9sw pic.twitter.com/96kESmyS7r
#BOFXVI チーム考察 (14) [ATMon]
[ATMon]
今年一皮向けた作家で構成された若手チーム、ATMon。イベントに参加するごとに刷新されていく姿は、さながら日々進化を続けるATMのよう(?)。
そんな、今急上昇中のATMonチームに迫ります。
◆ 過去の戦績
ATMonチームの前身は、無名戦15内で作曲が上手い3人組(SOMONさん・あとぅすさん・かむちゃうらるさん)のチームであり、過去にはG2R2018・BOFXVに参加しています。年によってチーム名は違いますが、チームメンバーの名前から取ってきているのは共通なので、ここでは同じチームとして扱います。
チーム順位から分かる通り、このチームは年を追うごとに着々と成績を上げており、特に昨年はチームメンバー全員が個人で上位50%に入ったため、チーム単位での強さが確認できます。
そんな3人組チームですが、今年はかむちゃうらるさんが休戦ということで、残った2名で彼の分まで戦い抜きます。
それでは、以下よりメンバーの分析です。
◆ メンバー分析
(1)SOMON
SOMONさんは、2017年開催のコピアレ限定BMSイベント「WE LUV VGBMS」でデビューを迎えた若手作家です。
初BMSの2017年は苦戦気味でしたが、続く2018年には無名戦15で13 / 65位、そして2019年にはA-1 ClimaX 9thで優勝など、年を追うごとに着々と進化を遂げております。その軌跡は、BOFの過去戦績からも分かる通りです。
そんなSOMONさんですが、今年前半は6月に開催されたA-1 ClimaX 10thの主催業務に集中しておりましたが、主催が終わってからは作家として注目の的となりました。今年8月のWORLD WARでは、並み居るエイリアン軍と肩を並べて4 / 104位という大躍進を決め、地球軍のNo.2として作家陣を牽引するほどの大きな存在に。まさに今最も熱い作家の一人と言っても過言ではありません。
さらにSOMONさんの恐ろしいところは、その透き通るように美しい楽曲だけではなく、美麗な3Dの本格BGAも自作している点です。まさに無名戦15組のマルチクリエイター枠として、今後注目を浴びること間違いなしのエース級作家です。
今年のBOFでも前年度より良い成績を出せる可能性を秘めているため、昨年の中央値32位超えを目指し、さらなる魔境へと突き進んでいきます。
(2)あとぅす
あとぅすさんは2017年冬に開催された「BMSをいっぱい作る2018」でデビュー。
活動初期からトランス系作家として積極的にイベント参加を繰り返しておりましたが、転機を迎えたのは今年のA-1 ClimaX 10th。チームメンバーのSOMONさんが主催を担当するということで、自分も本気で挑む!と意気込んだ(ご本人のブログ参照)結果、参加作品のLiVEMeTALはアベレージ4 / 39位という大躍進を達成。
しかし、あとぅすさんの活躍はまだまだ終わりません。A-1直後に開催されたMutual Faith 3では、初の歌モノという障壁を感じさせず、参加作品のFIRST PROMIZEは堂々のTOP3入りを果たしました。かつてのトランスだけではなく、歌モノ作家としての新境地を開拓しています。
今年一年で急激な覚醒を遂げたあとぅすさんは、今や上位常連作家と言っても過言ではないでしょう。SOMONさんと同様、今が熱い旬の作家としてBOFXVIでは過去記録の更新が期待されます。
(3)サポートメンバー
サポートメンバーは以下の通りです:
ーーーーー
橘花音さんは2013年からnmkさんのユーロビート楽曲で何度もボーカルを担当している、ベテランボーカリストです。なお、歌唱だけではなく作詞もこなします。
過去には、ユーロビートの名作BMS「図書室のエルザ」の歌唱担当をしておりました。
りーふぱいザウルスさんは、今年のMutual Faith 3であとぅすさんの一枚絵を担当した絵師です。
ジャケットイラスト1枚でFIRST PROMIZEを3位まで持ち上げたのですから、その絵の魔力は計り知れません。
今回のBOFXVIでも、FIRST PROMIZEと同様にあとぅすさんのジャケット担当となる予定です。
またサポートには書いてありませんが、おそらく動画BGAはSOMONさんが担当します。
◆ 順位予想
最後に順位予想です。
(予想)(61.3+56.9)/2 = 59.1
(MAX)(67.7+59.9)/2 = 63.5
(MIN)(50.9+53.2)/2 = 52.1
さて、今年のBMSイベントを席巻した方々のチームということもあり、データではTOP10周辺が本命となっています。作品次第ではさらに上位を狙えますし、メンバー全員の結果が振るわなくとも昨年のチーム順位32位は超えられそうです。
ATMonチームの強みは、まさに伸び盛り、今が旬の若手注目株であることです。まず今年のイベントを体験したプレイヤー陣からは強い支持を受けられること間違いなしであり、下位周辺で埋没する可能性は限りなく低いです。
BOFに向けた勢いも抜群で、新しい勢力として今年のBOFで幅を利かせてくるのではないかと私は秘かに注目しております。また、SOMONさんの動画師としての実力も折り紙付きであり、あとぅすさんのゲーム性豊かな譜面も合わせれば非常に質の高いBMSが用意できるチームではないかと思います。
もちろん、BOF常連のベテラン等と比べると知名度では劣ってしまいますが・・・その辺りは、今年のBOF以外のイベントでしっかりと現代プレイヤーの好みの動向を調べられた経験を以て、知名度の壁を跳ね飛ばして欲しい次第です。現に、今年の各イベントでTOP5入りを果たしている実績持ちなのですから、大いに自信を持って突き進みましょう。
そんなノリノリRIGHT ONなATMonチームですが、非常に気になる点が1つだけあります。それはBMS制作メンバーがいつもの3名から2名になっているにも関わらず、チームの曲数が3曲そのままであることです。
SOMONさんは今年8月に新作、あとぅすさんは今年7月に新作を出した都合により、両者ともあまりスケジュールには余裕が無いように思えます。その中で、最後の1作はどう持ってくるのかがあまり読めませんし、そもそも間に合うのか気がかりです(あとぅすさんは既に会場に登録しておりましたが)。
その上さらに、SOMONさんはTeam White Canvasチームにも参戦予定であり、BGA自炊のことを考慮すると合計3曲。力の分散は避けられず、かなり苦しい戦いとなる予感がしてきます。その辺りはあとぅすさんと協力しながら、スケジュールをうまく調整して問題を回避することを願います・・・!
BOFも16回も続けば、上位の顔ぶれはどんどん変わっていきます。いわゆる世代交代です。2020年、果たして今年の上位はどうなるのでしょうか?
今回紹介したATMonチームが、新しい風を吹かせる今年の新・上位チームとして君臨できるか・・・今、両者のお引出しの量が問われます。少しでも気になった方は、ATMonチームへのインプレ振込みを忘れずに。
#BOFXVI チーム考察 (13) [hither and thither]
[hither and thither]
近年、人気上昇中の音ゲーハイテックという新ジャンル。2015~2016を皮切りにBMSでも様々なハイテックBMSが誕生していきました。
↑BOFU2016 "CO5M1C R4ILR0AD" (Hi-NRGTECH Trance)
今回紹介するhither and thitherチームは、そんなハイテックBMSの豪傑軍団。安心・信頼・実績の三拍子を兼ね備えたハズレ無しの定番チームとして、今年のBOFでも「ノリノリBMS」を提供し、プレイヤー全員を海苔にします。
◆ メンバー分析
(1)KAH
KAHさんは初イベントがBOFU2016でしたが、その時点で中央値2桁台を達成してしまうほどの実力派コンポーザーです。なお、BOFU2016参加作品のジャンルはハイテック・・・!
↑BOFU2016 "energy blow"
そんな華やかなデビューを迎えたKAHさんですが、とりわけ2017-2019のBOFシリーズでは毎年上位10%に入る好成績を収めており、ここ数年の定番作家として類を見ない強さを発揮しております。そんなKAHさんは音ゲーと抜群に相性の良いハイテック・レイブなどのブチ上げトラックを主とし、楽しさ抜群のBMSが中心となっております。近年はmaimai収録も達成しているため、プレイヤーからは抜群の信頼を獲得しております。
↑G2R2018 "energy trixxx" maimai収録
チーム内最若手であるKAHさんですが、今年で5年目のBOF・・・そろそろ若手卒業の時期を迎えます。そんなKAHさんは毎年TOP20の常連として君臨してきたため、今年も上昇が予想される作家の一人として外せません。hitherチームの切り込み隊長担当として、BOFXVI会場をブチ上げに参ります。
(2)ikaruga_nex
メインストリームハードコア・フリーフォームなどの荒く激しいハードコアを作らせたら右に出るものはいない、熟練作家の一人であるikaruga_nexさんです。
(※BOF2004~2008のIkARUGAさん、BOF2009~2010のいかるがさんとは別人)
BMS制作のデビューは2011年の無名戦8。初デビューにして無名戦8で4位と好調な滑り出しを獲得し、続くBOF2012では"We are the xxxx"が25 / 393位。「イカルガ」の名を大きく轟かせました。
↑BOF2012 "We are the xxxx"
BOF2011以来ずっとBOFシリーズに参加を続けているベテラン作家でもあり、毎年高順位をキープし続けております。データ上で最も成績が良かったのはBOFU2015のI wanna be strongeeeer。
そしてikaruga_nexさんは、過去にBOFU2017にて「海苔食ってノリノリハイテックチーム」に属し、ハイテックレイブを作成していた経歴があります。
↑BOFU2017 "Lilith ambivalence lovers" (Hi-Tech Rave)
そして来る2020年、ikaruga_nexさんは待望のソロアルバムを発表。
──己の存在を殺す。そして神々をも喰らう。
— demaescape▶︎秋M3第一展示場R25 (@demae_scape) October 11, 2020
待望のikaruga_nex 1stソロアルバム!
「ReviXy」「Lilith Ambivalence lovers」「I Wanna be Strongeeeer」「ADRAMELECH」の他、書き下ろし2曲を収録!
更に豪華リミキサー陣にwa.・モリモリあつし・DJ Myosuke・梅干茶漬けを迎えた最強の13曲! pic.twitter.com/uZH4tbOCXi
今年の話題性は十二分のikaruga_nexさん。続くBOFでも昨年以上の結果が期待されます。
(3)nmk
言わずと知れたユーロビートキング、nmkさんです。デビューは2007年、戦國~夏の陣~まで遡る古豪であり、チーム内最古参に君臨しております。
そしてnmkさんはBOFシリーズを2009以来皆勤している、2010年代におけるBMSの定番作家の一人。かなりの多作家で、こちらが確認できただけでも70作以上のBMSを作っているという、筋金入りのベテラン作家です。その精力的な活動からか、歌モノ・クラブミュージック・アイドルソングなどのあらゆるジャンルを網羅するオールラウンダーな一面も備えております。
↑Battle in the Mist 2ndMIX(2018) "Celestial Axes" 2 / 38位
BOFシリーズでも毎年かなり安定した好成績を収めていますが、nmkさんはどちらかと言うと東方音弾遊戯シリーズ・およびその発狂譜面などで有名なお方です。初参加の東方音弾遊戯3(2010)から、今年2月に開催された東方音弾遊戯9まで連続で参加し続けており、精力的に東方BMSを制作しているのが確認できます。nmkさんの東方系BMSで一番多くプレイされているのは東方音弾遊戯4の紅月夜想 ~Scarlet Nocturne~で、LR2で述べ7990人もの方に遊ばれております(これは発狂譜面ではなく、第2通常難易度表に収録されている▽9の譜面です)。
そしてnmkさんの特筆すべき点は、この作品に限らず、数多くの作品が何千人ものプレイヤーに遊ばれているロングラン作家であることでしょう。
上の画像(nmkさんのBMSで、LR2IRでプレイ人数の多い譜面順にソート)でも分かる通り、これらの大記録は現在の作家陣が束になっても到底勝てるものではありません。このようにnmkさんは、BOFシリーズでの実績以上に多くのプレイヤーからの信頼と数字・知名度を持っている作家です。そういった事情を考えると、今回の予想レート53.9はあまりにも過小評価だと言えます。そのnmkブランドがあれば、BOFシリーズでいつ跳ねても決しておかしくない・・・まさに、チーム内の親玉的存在です。
そんなnmkさんですが、今年の東方音弾遊戯9にてHi-Tech FullonであるPromised Prayerを発表。ハイテックも射程範囲内であることをアピールしました。
昨年のBOFXVではチームスコア4位(国内1位)の[Soul Unison]の一員だったnmkさん。今年も着々と上位を狙っていきます。
(4)サポートメンバー
自動車 原付(BGA),りゅうら(イラスト), Mochi(BGA)
ーーー
自動車 原付さんは毎年KAHさんとコンビを組んでいる、名BGA師です。
主にモーショングラフィックスが強みであり、その激しいカメラワークと音ハメを徹底した構成は楽曲との相乗効果が計り知れません。
昨年のBoxiv! on! Fight!では新たにイラストにりゅうらさんを招きましたが、今年も同様にBoxiv!トリオでBOFXVIに挑戦します。
Mochiさんはikaruga_nexさんのBGA担当の方ですが、初出のようで情報が掴めませんでした。
そしてnmkさんのBGA担当が?????だったのですが、いつの間にかチームページから消えておりました・・・実態はいかに。
◆ 順位予想
最後に順位予想です。
(予想)(59.1+60.4+53.8)/3 = 57.8
(MAX)(64.9+63.1+57.9)/3 = 62.0
(MIN)(50.1+57.4+44.6)/3 = 50.1
データではnmkさんが過小評価気味なので、実際はTOP10付近が本命だと予想します。
作品次第では優勝争いを演じ、国内チームのダークホースともなり得る名チームです。
hither and thitherチームの強みは「安心・信頼・実績の音ゲー楽曲提供者軍団」であるです。今年は延べ200ものチームが事前に参加表明を行いましたが、BOF初心者の方に「どの曲からプレイすればいいか分からない。おすすめチームは?」と言われた時に、私なら真っ先にこのhitherチームを指名します。そのくらいこのチームはBMS作品の楽しさが安定かつ王道であり、どんなジャンルで挑もうとも「絶対に外れない」という抜群の信頼が寄せられます。チーム順位がどうなっていくかは分かりませんが、どんな順位になろうとも「hitherチームはプレイ安定」と言えるでしょう。それくらい、この3名のBMSブランドはしっかりと確立しております。
気になった点は、まずnmkさんのBGAサポートの存在の有無。わざわざ?????を消すくらいなので、もしかしたらBGA担当が不在・・・?と不安になってしまいます。杞憂となると良いのですが。そしてメンバーの充実ぶりに対してチームバナー無しというのも、ちょっと雲行きが怪しいです。
また、このチームはベテラン寄り中堅チームといった構成のため、メンバーの戦績が安定期に入ってきており、大ゴケは無い代わりに大躍進にも至らないのではないか・・・と危惧しております。今年の有力チームには一発当てられそうな「若さ・勢い・話題性」のある方々が在籍しており、それらに勝つためには例年通りでは少々苦しい戦いとなりそうです。
なので、hitherチームはチーム単位で話題性を生んでいけるかが一つの鍵となるかもしれません。今年はハイテックチームという他チームとは被らないジャンルを打ち立てているので、チーム一丸となってハイテックBMSの楽しさを示し、「今年のBOFはハイテックが熱い」みたいな潮流を作っていけると最高です。ハイテックというジャンル自体、BOFU2016で3位を取った当たりジャンルなので色々とポテンシャルを秘めており、予想以上の上昇が期待できます。
また、ikaruga_nexさんのソロアルバム発表のタイミングも偶然BOFXVIと重なっているので、その流れをインプレ扇動に持っていけると尚嬉しいかもしれません・・・・。
今年のBOFの有力チームの一つとして、今後の動向に期待です。
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BOF一斉公開が迫りましたが、果たしてBOF会場が四方八方「ノリ海苔」で埋め尽くされるか・・・ベテラン軍団が生み出すハイテックウェーブに、決して乗り遅れてはいけません。今年は、ハイテックが来る・・・
#BOFXVI チーム考察 (12) [あひらわま]
[あひらわま]
無名戦17・WORLD WARと快進撃を続ける今年デビューの大型新人、paraneumannさん。そんなparaneumannさんですが、今回のBOFでは映画『オカルト』の劇中の台詞をモチーフとした「あひらわま」を題目に、オカルトチームという不可思議な雰囲気でやってきました。しかも一人チーム。
予告編:『オカルト』(Trailer:『occult』) 2009年上映
チーム名やジャンルは、実際のBOFの作品に反映されるかは分からないため、作品自体がホラーをテーマにするのかは不明です(BOFでは過去にけいおん!というチーム名でゴリゴリのHard NRGを出した方もいます)。
そんな、やや不気味なあひらわまチームについて紹介します。
◆ メンバー分析
(1)paraneumann
paraneumann(パーマン)さんはあひらわまチーム内で唯一のBMS制作担当です。今年のBOFXVIには一人チームで挑みます。
paraneumannさんは今年デビューしたてほやほやの新人作家であり、通算BMS作品数は2つのみなので、この2つを基に考察していきます。
①Weaponhuman - 無名戦17(2020-6)
②Transicio - WORLD WAR(2020-8)
①Weaponhuman - 無名戦17(2020-6)
「武器人間」という映画にインスパイアを吹けた本作品は、サイバー・機械といったモチーフが楽曲・BGAの両方から醸し出されており、近未来をテーマとしたSF映画のような重厚な世界観を醸し出しておりました。無名戦17では初BMSとは感じさせない貫禄の3位を獲得。しかも楽曲・動画・譜面全てを自分で担当した・・・という化け物マルチクリエイター枠として、2020年のBMS活動を出発しました。
②Transicio - WORLD WAR(2020-8)
無名戦のWeaponhumanから打って変わって、かなりポップな作品となったTransicio。マキナ特有のノリノリメロディに合わせて、BGAもキャラクターが躍るコミカルな作風へと変身し、底の知れない表現力を見せつけました。2次元も3次元もどちらも強いのは近年ではかなり珍しいような気がします。
無差別級の大型イベントWORLD WARでは歴然の強者と肩を並べ、なんと9 / 104位という華やかな結果を獲得。多くの作家・プレイヤーに「ヤバい新人がいる」とparaneumannの名を知らしめました。
さて、2020年のイベント実績は他のどのベテランよりも輝いているparaneumannさんですが、今年はなんと初のBOFシリーズ参加となります。しかし、初参加ながら大々的な結果を打ち出せるポテンシャルを秘めている期待の新人なので、結果はかなり面白いことになりそうです。
(2)サポートメンバー
サポートメンバーは以下の通りです。
サポートメンバーにはBGA担当が二名おりますが、どちらも初BGAとなるようで情報が掴めませんでした。
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ちょっと気になったのが、「古越龍山」と検索するとお酒がズラーっと出てくることです。
古越龍山とは、中国国内で高く評価されている、中国の歴史的銘酒だそうです。なので、お酒が好きな方の偽名か何か・・・かと勝手に想像しています。paraneumannさんご本人であるという線も無いとは言えません。
◆ 順位予想
最後に順位予想です。
(予想)64.4
(MAX)66.2
(MIN)50.0 (暫定)
今年のBMS2作品だけで出したデータなので、あくまで参考値ですが・・・
無名戦やWWなどの前イベント通りの実力を発揮できれば、TOP10以上も夢ではありません。あくまで参考値ですが、それでもparaneumannさんならやりかねない・・・と思わせてしまうのが末恐ろしいです。ただ、未知数な点も多いため、予想の振れ幅は大きくなっております。
あひらわまチームの強みは、やはり無名戦17・WORLD WARと続けて結果を出したparaneumannさんの専属チームであること。一人チームは負担が大きいですが、頑張り次第では本人の実力がそのままチーム順位に反映されます。WORLD WARなどの無差別級イベントで既に実力を発揮したparaneumannさんなら、歴代BOFの強豪一人チームのような驚異的な結果が出せるポテンシャルを秘めています。
また、負担軽減のためにBGA担当を2名用意できているのも安心感があります。BOFの一人チームは、だいたいBGA未定義・一枚絵といったように雑なイメージを持ってしまうのですが、このチームなら3作ともにBGAを用意できる準備が整っており、BGAの心配はそこまで強くありません。
チームの懸念点は、やはり一人チームであること。無名戦・WORLD WARでしっかりと結果を出せたのは、それだけ2つの作品に時間が注げたからとも言えます。WORLD WAR終了からさらに短い期間で3つのBMSを用意するのは、並大抵の苦労ではないですし、制作にかけられる時間も限られてきます。その上で、paraneumannさん自身もBGAを自炊するというのが非常にネックになりそうです。そういった事情も重なり、今回はまず「宣言通りの数のBMSを用意できるか」、「BMS化の調整でミスらないか」というのが一番の気になる点と言えるでしょう。
またparaneumannさんは新人ゆえに譜面作りの経験が浅く、やや譜面制作に苦手意識を持っております。過去の2作品でも熟練プレイヤーからは譜面を中心に減点を受けており、やや勿体ない評価を受けてしまったため早急な対策・研究が必要だと言えます。
そして良くも悪くも・・・と言えるのがチームジャンル?のホラー・オカルトであること。もし本当にチームジャンル通りの作品を作るとなると、これまでの作風と違い過ぎて評価がどちらに転ぶか全くわかりません・・・SoundCloudの過去作品を見る限りでは、paraneumannさんはハピコアやマキナといった音ゲーの定番コア系が主な作風となっており、BOFXVIでもその路線である可能性が高いと言えますが・・・(未挑戦のジャンルを短期間で3曲は、非現実的)。
ただ、これは作品公開までジャンルが読めないという事で、逆にビックリ箱みたいな感じでワクワクするという良さも秘めています。まだまだベールに包まれた謎の勢力ということで、今後の動向に要注目です。
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さて、今年の大型新人枠として幅を利かすあひらわまチームですが、果たして当日、会場に姿を現すのは、BMSらしい王道トラックか・・・それとも、「見てはいけない、地獄のBMS」か・・・
このチームは、まだまだ読めません。
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本日は2020年10月21日。
あと3時間とちょっとでBOFXVIの登録期間が始まります。なんだか、緊張してきましたね・・・
果たして、今年の会場イス取りゲームの結果はいかに・・・!?
※まだ作品が完成していない作家陣は、11/3までに善処しましょう
本ブログでも11/3までは予定通りチーム紹介を行う予定なので、引き続きよろしくお願いします。
BOFXVI THE BMS OF FIGHTERS XVI -NEO DYSTOPIA-
— BOFXVI実行委員会 (@bms_of_fighters) October 20, 2020
本戦会場:https://t.co/JZzx9Uom18
登録期間:
2020/10/22 0:00~2020/11/3 23:59
評価期間:
2020/11/7 0:00~2020/12/20 23:59
一斉公開:
登録期間中に公開予定#event_bof
#BOFXVI チーム考察 (11) [ウオウオ]
[ウオウオ]
チーム結成理由はパま…。私パ時イしパい欄見こツがオ分思。
これが何を意味するか、わかりますでしょうか・・・?私はわかりません。
そんな感じで、独自の言語を操るウオウオ軍団。
どの国に属すか分からない言語を使いこなす、謎が多いチームです。
しかしその実体は、今年のA-1 ClimaX 10thで全員TOP10入りを果たしたという、今を時めく脱空気作家チームです。A-1優勝・準優勝といった強豪が肩を並べ、今年上半期の成績は抜群。BOFXVIに向けた準備万端の実力派軍団として、ウオウオは今年のBOFXVIへと飛び込んでいきます。
◆A-1 ClimaX 10thの戦績
今年のA-1 ClimaXは第10回目ということも重なり、歴代最高の盛り上がりを見せました。作品数は39。平均インプレ数は81.3(!?)でした。
TOP10の結果は以下の通りです。
さて、TOP10結果を見れば分かる通り、このウオウオチームはA-1の1位・2位・7位・8位から成るA-1 10thの実力者チームです。ちなみに7位・8位のeiさん・わかどりさんはBGA一枚絵のみでこの結果(eiさんは一枚絵部門優勝)なので、その実力は推して知るべし。
そんな今をときめくウオウオチームですが、以下より各メンバーの考察を行っていきます。
◆ メンバー分析
(1)kei_iwata
ウオウオのリーダーkei_iwataさんは、まさに今最も熱い作家の一人です。
kei_iwataさんは遡ること2010年、Over Velocity Arrangement(DJMAXアレンジイベント)でデビューという珍しい形で作家デビューを迎えました(参考:uhocrab)。当時から珍しい「男性ボーカル」BMSを強みとしており、2012年のPMSイベント、SUMMER 9KEYS FESTIVAL 2012ではSpecial Summer Festival !!!がアベレージ優勝と、当時からポップ楽曲での実力を認められています。
↑ S9F2012楽曲の紹介動画。1:27からSpecial Summer Festival !!!
そんなkei_iwataさんはBOFシリーズを2010以来、ほぼ皆勤で出場しておりますが結果は低迷しがちでした。そんな中、今年は「改めてBMSに向き合いたい」と意思表明をし、2013年以来久々にBOF以外のイベントへと出向き、「A-1 ClimaX 10th」に参加。その結果、活動開始から10年目にして初のスコア優勝という非常にめでたい結果となりました。
そして続くWORLD WARでは、フロンティア↑↑エクスプローラーが15 / 104位となり、ここ数年のBOFの結果を覆すような鋭い活躍を発揮しました。
(2)saaa
saaaさんは今年のA-1で優勝を目前としていた若手ホープの一角です。saaaさんは2014年から差分作家([SAETHER]の人)として活動を始めたのちに、2018年に無名戦15にてBMS作家デビューを果たしました。活動を始めて間もない時期から、PABAT!2019や第二回BMS衆議院選などで上位進出を果たしており、歪み系ハードコア作家の期待の新人として片鱗を見せておりました。
↑HARDCORE UNDERSTAND 13 / 99 位(第二回BMS衆議院選)
そしてsaaaさんは活動3年目にして今年のA-1でRemovalを登録しましたが、トップを爆走して最後の最後にわずか19点(2票分)の差で準優勝となりました。惜しくも2位でしたが、評価期間内中に何度か頂点に立てたことは大いに誇れるでしょう。
(3)ei
ウオウオのキャッチコピー担当、eiさんです。
eiさんは、もともと2017年からイベント外でBMS制作(Unfastened Background等)を行っていた方です。後の無名戦15参加時にはイベント初ながら既にBMS3作目という、若手作家の中ではやや珍しい経歴を持っております。
そんなeiさんは初イベントの無名戦15から捻ったリズムと尖った譜面で存在感が強く、個性派作家として注目を浴びておりました。
転機を迎えたのは今年のA-1。開催直後に「🦷デンタル男 歯マン🦷」といった独特の言語中枢で注目を浴び、一躍時の人となりました。
その独自性の強いセンスは作品にも強く現れており、A-1参加作品の 「enamel」は楽曲のテーマが「歯」なテクノ・・・。楽曲が始まって最初に鳴る音は、歯が落ちて割れる音――。文字だけで見ると意味不明ですが、作品を見るとその説得力・独自のeiワールドには思わず納得してしまいます。
そしてenamelのようなストイックのテクノだけではなく、時にはエレキギターを前面に出したメタルなど、幅広い表現力を武器にしております。
eiさんのBOFシリーズ参戦はG2R2018ぶりの2回目。A-1でステップアップを果たした今年は、2年ぶりのリベンジを果たします。
(4)わかどり
わかどりさんは可愛らしい名前とは裏腹に、その実体はハヤブサ・・・狩りの達人です。
2018年デビューの若手作家ですが、初イベントの無名戦15では10 / 65位と好調な滑り出しを達成。
そして第二回BMS衆議院選ではTramontoがAve5 / 99位という、新人とは思えない高い実力を発揮しました。
そんなオシャレ系で実力を発揮するわかどりさんですが、今年のA-1では初のボーカルもの制作でありながら、8位にランクイン。高い音楽力を見せつけました。
中小イベントではもはやTOP10常連と化したわかどりさんは、まさに鷹の目の持ち主といった感じで抜群の信頼が寄せられます。
BOFシリーズは今年初参戦ですが、大舞台に向けて飛翔の準備は整っています。わかどりから親鳥への進化を目指し、今飛び立ちます――
(5)サポートメンバー
サポートメンバーは以下の通りです。
(1)kei_iwata
KeiuO(監督) /qfeileadh(ウグイス嬢)
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BGA担当のKeiuOさんは、今年の無名戦17優勝作品である「Gimme All The Cocaine」のBGAを担当した方です。
その疾走感あふれるおもしろフラッシュ動画は、プレイヤーに強い中毒性を与え、一度手を出したら離すことのできない劇薬となっております。近年ではかなり珍しい作風なこともあって、話題性が抜群(無名戦17で実証済み)です。
また、ウグイス嬢担当のqfeileadhさんはよくわかりません・・・今回の作品のBGAを見れば判明するかもしれません。もしくはボーカル担当?
(2)saaa
なんと、サポートメンバーなしです。
遂に、BGA自作の領域へ手を出したsaaaさん。今回は曲・動画・譜面全てを自らの手でこだわり製法を貫きます。
(3)ei
Kazari(BGA)
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KazariさんはPABAT!2017のLife StyleやG2R2018のGood Lifeなど、ド派手な3Dモーショングラフィックに定評ありの敏腕作家です。過去にはBOFU2016の優勝チーム、孤高クローバーのBGAも担当(Alice in Misanthrope -厭世アリス-)。
↑ Life Style 7 / 73位 歴代最高の盛り上がりを見せたPABAT!2017(1位のインプレ数114)
(4)わかどり
もがみ(BGA)
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もがみさんは今年の無名戦17にて初のBGA制作を挑戦した若手動画師です。
しかし、その作品は息をのむような・・・幻想的で美麗な実力派作品となっております。
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◆ 順位予想
最後に順位予想です。
(予想)(59.9+62.5+54.9+58.5)/4 = 58.9
(MAX)(43.6+52.2+51.4+50.0)/4 = 49.3
(MIN)(73.9+72.6+58.5+58.5)/4 = 65.9
流石、今年のA-1上位軍団なだけあってウオウオはかなり上位が期待されます。本命でTOP10付近、作品次第ではさらに上を目指せる予想結果となりました。
このチームの強みは何と言っても、歴代最大の盛り上がり(作品数・インプレ数どちらも)を見せたA-1で上位入賞を果たした、今が旬チームであること。現在のBMSイベントでインプレを行ってきた方々からは、抜群の信頼が寄せられます。BOF以外のイベントで顔を出し、多くのプレイヤーにとって「認知されている」ことは、曲数が多すぎて埋もれがちの昨今のBOFシリーズにおいて強力な武器となります。
作風に置いてもkei_iwataさんの男性ボーカル、eiさんのギター・独特のリズムなどの類を見ない作風が見られるため、BOFXVIにおけるオンリーワンチームとして注目されやすいと言えるでしょう。
また、元発狂差分師のkei_iwataさん・saaaさんがいるのも非常に心強いです。高難易度譜面の制作で困ることはほぼ無く、多くの発狂譜面プレイヤーに繰り返し遊んでもらえるチャンスが生まれます。
その上でさらに、eiさんやわかどりさんといった1枚絵常連作家にBGA専属作家が付くのはとても強いです。まさに鬼に金棒。BGAは全メンバーが既に用意できているため、BOFでも注目してもらえること請け合いです。総合的に、隙が無いチームだと考えます。
そんなウオウオチームの懸念点は、データだけで見ると全員BOFシリーズの実績が無いことです。BOFシリーズは普段のBMSイベントとはかなり違った特殊なイベントであることを踏まえると、A-1で評価されたからといって即BOFで上位になれる保証はありません。つまり、メンバー全員にとって今年は挑戦の年となります・・・
しかし私は、A-1 10th通りの実力を無事示すことができれば、ウオウオの上位進出も大いに可能だと考えています。チームメンバー個々人の実績を見ても、全員これからの新エースとなりえるような逸材揃いです。今年はサポートも万全にし、チーム一丸となって全力でBOFXVIに登場してきたことも強く伝わってきますし、上昇気流に乗っています。
早い段階からウオウオBMSプレビュー動画を作ったり、ウオウオBGA上映会(youtubeプレミア公開)といったPR面でも準備を怠らなかったウオウオチーム。
今年のウオウオは全てが揃っております・・・足りないものは、BOFの実績だけ。今年がその実績第一弾となるよう、イモムシのように舞い、イモムシのように舞えることを心より祈っております。
BOFXVIチーム『ウオウオ』です
— 壊れたラジオ (@eihiresan) July 12, 2020
₍₍⁽⁽🦾₎₎⁾⁾₍₍⁽⁽🌵₎₎⁾⁾₍₍⁽⁽㋇₎₎⁾⁾₍₍⁽⁽🍗₎₎⁾⁾ウオウオhttps://t.co/p041I4VXo9 #BOFXVI #event_bof pic.twitter.com/P2YUySPP7A
#BOFXVI チーム考察 (番外編1) [お祭り合作チーム]
毎度BOFXVIチーム考察記事を読んでくださり、誠にありがとうございます。
チーム考察記事も、ついに10回の区切りを迎えることとなりました。
ただ、このままのペースで行くと紹介できるチームが30にも及ばないのではないかと危惧しております。
そこで、今回はやや趣を変えて、一つのテーマに該当するチームを複数紹介していきたいと思います。
ーーーーーーー
今回は、BOFだ!祭りだ!ワッショイとして、今年も大人数からなるお祭り合作チームを集めました。合作だとどうしてもデータ予測ができないこともあり、個別で取り上げは難しいので、予想データは抜きで一挙紹介としました。簡単な紹介となりますが、BOFの醍醐味チームとしてご注目ください。
[Binary Members]
B・I・N・A・R・Y・バイナリーーナンバース。とは、1999年に
BMSレビューサイトであるclub Stubbornに登録された迷作BMSです。
その狂気といえる譜面は当時受け付けられませんでしたが、ここ数年になって愛好者が続出しました。そしてBinary Membersチームは、そんなBinary NumbersのNormal譜面(上の動画)をフルコンボした10011頭(バイナリ換算)から成る「選ばれし」軍団です。そんな感じで、控えめに言ってヤバイ軍団ですが、チームとして出場するからにはBMSを作るのでしょう・・・しかし、なぜでしょうか。嫌な予感しかしません。
↑チームリーダーratさんによる史上初のフルコンボ動画
(メンバーが癖譜面コレクションと被っているのは、仕様です)
[癖譜面コレクション(BOFXVI)]
C4(曲/BGA/譜面)scytheleg(曲/譜面)Kanata.S(曲/譜面)nekomimi_STRaw(曲/BGA/譜面)syuuroku(曲/譜面)Nakaiankow(曲/BGA/譜面)VirtualNoiz(曲)kju8(曲/譜面)暮狛(修羅場)空読無 白眼(BGA)rat(譜面)京都306(譜面)NASA(譜面)SANY(譜面)1008(譜面)sera(譜面)K4Y5(譜面)LuvTek(譜面)saaa(譜面)Block(譜面)YOURI(譜面)Khibine(譜面)
本ブログでも癖譜面パッケージの作家団として紹介した、癖譜面コレクションのチームです。BOFは今年で3回目の出場となります。
データ上で最も成績が良かったのは、昨年のNビット攪拌SURFIN'でした。
今年はその片棒を担ったメンバーuetさんが休業中なのが痛いところですが、それでも歴代最多22人という今年のチーム人数No.1の暴力で挑みます・・・それにしても、譜面担当が充実し過ぎです!また、今年は癖譜面始祖の暮狛さんがいるのも心強いところです(修羅場担当なのが気になりますが…)
どんな作品が出てくるか分からない闇鍋感が強いですが、それもまたこのチームの楽しみかと思います。続報を待ちましょう。
[ゴシックとエスニックとサイバーとファンタジー]
でぱみぃ(BMS) utzbo(BMS,BGA) last (BMS) ほろろ(BMS) 吟世かいな(BMS) Ente(BMS) りょくちゃ(BMS,BGA) hard(BMS,BGA) Jeipouju(BGA) パトローラー山崎(BGA) YOURI(譜面) Khibine(いろいろ) mots(サポート)
こちらは今年の無名戦17メンバーの中で、旅をしたい人が集まったという感じです。メンバーは充実しており、作曲陣はもちろんのこと無名戦17にゆかりのあるBGA作家も集っております。
↑ 無名戦17 Carnelian - ほろろ / (mov: TAIGA YANAO,Patroller Yamazaki )
↑ 無名戦17 Shadowland Cityscape - Jeipouju / (mov: Jeipouju )
テーマ別合作という面白い試みを行っているチームであり、合作相手の組み合わせによって化学反応が起きるかもしれないため、作品が楽しみです。
[無名戦17 人間]
hayato87b(BMS) kas_0120(BMS) Mr. Faine(BMS) Namiel(BMS) yamada.(BMS) Zombomb(BMS) 相生あおは(BMS) りょくちゃくん(BMS,BGA) ポロロッカ(BGA) 晴空ヒナタ(BGA) YOURI(譜面) Khibine(譜面,ロゴ,バナー) mots(サポート)
人間・・・?無名戦17チームその2です。BMS担当が総勢8名で、合作不可避な編成となっております。こちらはテーマが大きく決まっているわけではないので、よりお祭り感の強いごった煮チームとなるかもしれません。また、無名戦では楽曲制作を行った方がBGAに回っているチームプレーを行っております。こちらも合わせて注目です。
もしまだ無名戦17をチェックしていない人がいたら、ぜひ全曲ダイジェスト動画でチェックしてみてくださいね。
[西大和学園コンピュータ部]
Y.K. (Music + BGA)Y.H. (Music)K.F (BGA)R.H. (Music + BMS)M.S. (Music)T.J. (Music)K.O. (Music)S.K. (Music)
画像引用:西大和学園ホームページ
そして東大・京大の累計合格者数が日本内4位という、ガチガチガチの名門校です。そんな西大和学園のコンピュータ部が部活制作の発表の場を求め、BOFXVI会場へと辿り着きました。DTM力は未知数ですが、若いパワーを武器にいざ、合作チームとして挑みます。
チーム能力値は不明ですが、学習能力値は72~76と優勝候補です(?)
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以上、チームの曲担当人数が多いチームをピックアップしてみました。
合作は色々と未知数ではあり、結果が読めないのが怖いところですが・・・それもまた合作チームの醍醐味です。
今年はどんなお祭りBMSが飛び出るか、スコア優勝とは別のベクトルで注目してみましょう。